人気女優 共演者による名誉毀損訴訟の棄却を求める
ブレイク・ライブリーが、ジャスティン・バルドーニの名誉毀損訴訟を棄却するよう裁判所に求めている。ブレイクの弁護団は、バルドーニの訴訟は「根拠がない」としており、『ふたりで終わらせる/IT ENDS WITH US』 で監督を務め、共演したジャスティンからの職場での報復やセクハラについて発言したブレイクを罰しようとしていると非難した。
ブレイクの弁護団は、「この訴訟は、連邦裁判所で行われるべきではない、法的手続きの重大な濫用」「カリフォルニア州法は現在、訴訟であれ報道であれ、セクハラや報復に対する発言をした被害者を訴えることを明確に禁止している」と指摘する。
弁護団は、ジャスティンは、セクハラの公表に関連する報復訴訟を禁止する、カリフォルニア州民法第47.1条として知られる新しく制定された法律の対象となるべきだとして、「ライブリー氏は声を上げて、訴訟を起こしたことで、大きな苦しみを味わってきたが、他の人々が法的保護を受けていることを知ることは重要。真実を語る勇気があったというだけで、沈黙させられたり経済的に破滅したりすることから彼らを守る特定の法律がある」としている。
ブレイクとジャスティンは、2026年3月9日に出廷予定となっているが、ジャスティンの訴訟が棄却された場合、ブレイクの訴訟費用と懲罰的損害賠償金の支払いを求められる可能性がある。
これに対し、ジャスティンの弁護団はピープルの取材に対し、ブレイク側は「法制度を悪用している」とした上で、「厳格な規則は、罪のない人々を守り、個人が正当に自己防衛できるようにするために設けられています。法律は、特権階級のエリートが自分たちの個人的な目的に合わせてねじ曲げたり、管理したりするためのものではありません」と非難した。