マンディ・ムーア、女優引退を考えたことも
マンディ・ムーア(35)は、『THIS IS US 36歳、これから』への出演が決まる前、引退が頭を過ったと明かしている。同ドラマでレベッカ・ピアソン役を演じるマンディは、オーディションに受からない日々が続き、その時が潮時かもしれないと考え始めていたという。
ニューヨークで開催されたフェスティバル、ポップシュガー・プレイ/グラウンドのパネルディスカッションに出演したマンディは、こう話している。「役者の仕事の大部分は拒絶されること。壁にぶつかり始めたのね。長い間何度も壁にぶつかってきた上に、プライベートでもややこしいことがあって、この二つのコンビネーションで私は行き詰まりを感じていたの」「もうおしまい。これは私がすることではないと宇宙が教えてくれているんだわ。若い時にとても実りのある時を過ごしたのは幸運だったけど、もう女優ではなく、何かほかのことをすべきなのかもって考えるようになった」
しかし1999年にシングル『キャンディ』で歌手デビューを果たし、その後女優に転向したマンディは、女優を辞めたとしても、他にすることがないと気づいたそうで「女優でいることを含め色々と考えてみたけど、結局のところ私には、ほかの選択肢はなくて、これは再び光を目にした時の燃料や糧となる下積み時代だと考えることにしたの」と続ける。
その甲斐あって、同役を手に入れることなったマンディは「私の人生で最高に充実して満足する仕事となったわ」とその喜びを語っている。(BANG Media International)