オースティン・バトラー、エルヴィス・プレスリーの伝記映画で主演へ  

 オースティン・バトラーが、バズ・ラーマン監督によるエルヴィス・プレスリーの伝記映画で主演を務める。ハリー・スタイルズやアンセル・エルゴート、アーロン・テイラー=ジョンソン、マイルズ・テラーなどが主演候補としてスクリーンテストを受けたと先日報じられていたが、オースティンが勝ち得たことをインスタグラムで自ら報告している。

 主演に決定したことを報じるデッドラインのニュース記事のスクリーンショットを投稿し「僕の人生を完璧なものにしてくれた、大好きさ」とキャプションを添えている。

 「華麗なるギャツビー」でも知られるラーマン監督は、オースティンの起用についてヴァラエティ誌にこう語っている。「キャスティングが完璧でなくては、この映画は作れないと考えていました。大反響を巻き起こす才能やこの類まれなスターのような声質だけでなく、内面的な弱さも持つ俳優を探しました」「広範囲に渡るスクリーンテストをはじめ、音楽や演技の実技を通して、音楽界における最もアイコン的な人物の1人を演じることができる役者を見つけたと確信しました」

 本作で監督の他に、クレイグ・ピアースと共同で脚本を執筆するラーマンは以前、1977年に42歳の若さで他界したエルヴィス役には新人を起用したいと明かしており、年内の撮影開始を望んでいると言われていた。

 一方で、トム・ハンクスが、エルヴィスの元マネージャーで1997年に87歳で死去したトム・パーカー役で出演を予定している。

 パーカーは1950年代に当時無名だったエルヴィスを見出し、ブッキングやプロモーションなどを手伝った。そしてRCAとの契約をまとめ、1956年にリリースされたファーストシングル「ハートブレイク・ホテル」によってエルヴィスはスターダムに駆け上がることとなった。

(BANG Media International)

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