レオナルド・ディカプリオ、新作での付け髭に苛立ち!?
レオナルド・ディカプリオが新作『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』での付け髭に苛立ちを覚えていたようだ。今月30日から日本公開が予定されているクエンティン・タランティーノ監督最新作で、落ち目のハリウッドスター、リック・ダルトン役を演じているディカプリオは、役作りのために付け髭姿を見せているが、『タイタニック』以来長年の担当メイクアップアーティストであるシアン・グリッグによると、その撮影は簡単なものではなかったようだ。
シアンはザ・ハリウッド・レポーターにこう話す。「あの髭はレオナルドをイラつかせていた。長くしておく必要があったから、常に口に入ってしまっていたの」「それにすごく暑くて、髭はどんどん口に入ってしまうもんだから、彼は常に吐き出してたわ。劇中の舞台裏シーンで彼が怒るようなところがあるんだけど、そこでもやってたわね。ウィッグもけっこう長いんで、彼がひたすら吐き出してたから、私たちは笑いが止まらなかったわ」
そんな新作では、極端なマカロニ・ウエスタンのスタイルを用いているそうで、タランティーノ監督は出来る限りディカプリオだと分からないくらいの変化を求めていたとして、「嘘っぽく見える必要があったの。当時は今みたいな素材がなかったから。だから70年代に作られた西部劇という意味で合っているのよ」「当時の映画スタイルをコピーしているんだけど、さらにレオナルドのキャラクターが分からなくなるくらいに色々つけた。でも彼はそういうのに慣れていないからね」とシアンは明かした。(BANG Media International/デイリースポーツ)