ベラ・ソーン、ポルノ映画で監督デビュー
ベラ・ソーン(21)がポルノ動画サイトのポルノハブで短編映画監督デビューを飾るようだ。「シェキラ!」などで知られる元ディズニースターのベラは当初、クリスマスを舞台にしたホラー映画を作ろうとしていたものの、同サイトのビジョナリー・ディレクターズのシリーズで自ら脚本も手掛けた「ハー&ヒム」を作れたことが幸運だったと感じているそうだ。
このデビュー作についてベラはこう語る。「この映画のインスピレーションとなったのは、男女の関係とどちらが優位に立つかという争い、それがセクシーな部分だけでなくいかに一般社会に通じるものがあるかということ」「このストーリーの背景には、2人の力強い個性が支配と服従の間でなくなるというビジョンがあったの」「最初はクリスマスのホラー映画にしようと思ったけど、代わりにこの世のものとは思えない美しい映画を作ることが出来た」「ポルノハブに声をかけてもらって、一緒に製作できたことはラッキーだった。彼らは私のビジョンを信じてくれて、私と一緒に飛ぶことを恐れなかった」
そして主演俳優であるアベラ・デンジャーとスモール・ハンズとの撮影も楽しんだとして、「撮影過程はかなり興味深いものだった。セットで実際のセックスが行われているわけで、私はそういうのは撮ったことなど一度もなかったから。楽しい環境だったわ」と続けた。
そして、ポルノ映画とは言え、あくまでストーリーを伝える形の1つであるとして、「ポルノが苦手と思う人は、そんな気持ちになって残念」「でもそれが平気な人を嫌な気持ちにはさせないで」と話している。
「ハー&ヒム」は来月ドイツで開催されるオルデンブルク国際映画祭でプレミア上映された後、ポルノハブの利用者向けに配信される予定だ。