アカデミー賞女優、ケイト・ブランシェット 役選びのポイント明かす
ケイト・ブランシェットは出来るだけ自分とは程遠いキャラクターを演じるようにしているそうだ。アカデミー賞受賞経験を持つケイトだが、他人の視点からのものの見方を理解したいため、自分に似た役柄には興味を持たないのだと言う。
ハーパーズバザー誌12月号でケイトはこう語る。「自分を演じることにはまったく興味がないの。自分勝手かもしれないけど、他人の視点を理解したいから。私の経験や価値観からかけ離れている方が、より魅力的なの。それに私たちが前進する唯一の方法は、過去から学ぶことでしょ」
そんなケイトだが、演技の道に入ったのは自らの意思ではなかったことを以前に明かしていた。「高校を卒業した時、希望していた唯一のことは、仕事で旅をすることだった。悪評や名声なんて考えもしなかったわ。視覚芸術に取り組もうかと思ったけど、あくまで管理者の位置でね。それか建築。数学はすごく苦手だったけど」
しかし今後は監督としての方向性を検討しているようで、「女優として次に何をするかは分からない。分かったこともないのよね。でも私が正気を失うまであと2年くらいかなという気がする。その時まだ(監督業の)チャンスがあれば、そうするかも」と続けていた。(BANG Media International/デイリースポーツ)