デーヴ・パテール、役柄を勘違い!?
デーヴ・パテールは「ザ・パーソナル・ヒストリー・オブ・デイヴィッド・コパフィールド」主演の話が来た時、イルージョニストのデビッド・カッパーフィールドの役を演じるのだと思ったそうだ。
「LION ライオン~25年目のただいま~」のデーヴは、アーマンド・イアヌッチ監督にタイトルロールを演じる話を持ち掛けられた時、チャールズ・ディケンズの名作の映画化作品ではなく、同名のイルージョニストの伝記映画だと勘違いしたという。
デーヴはエンパイア誌にこう認める。「少し恥ずかしいけど、マジシャンのデビッド・カッパーフィールドの伝記かと思ったんだよ。『面白いですね。ピタッとした黒のTシャツを着て、髪を短く切れば僕でも大丈夫じゃないでしょうか』って言ったんだ」
しかしイアヌッチ監督と一緒に仕事が出来るなら、どんな役柄でも受けていたそうで「脚本を読まずに受けた初めての仕事だったよ。監督に心を奪われたんだ。ストーリーを話す時、彼の目は子供のような感嘆を含んでいたんだ。彼が熱狂的なファンであることが徐々に分かってきた。ディケンズオタクなんだよ。これは彼の長年の夢だった。僕はただひどく光栄に感じたんだ」と続けた。
また、同監督から、この作品の主演には自身しか考えていないと言われたそうで「僕は、それでいいのか何回も彼に聞いてみたんだ。『こう(自身を主演に)すると、バッシングに直面しますよ。インターネット上で顔の見えない人々が隠れ穴から出てきて、侮辱的な言葉をどんどん投げてきますよ。そんなことになりたいんですか?』ってね。でも彼は『全くその通り。この役を最適な人に演じて欲しい』って言った。本当に感謝しているよ。入ることが許されなかったクラブがあったけど、アーマンドが警備員を飛び蹴りしてくれたおかげで、遂に入れるようになったようなものだからね」と当時を振り返っていた。(BANG Media International/デイリースポーツ)