ロビー・ウィリアムス、フレディ・マーキュリー後任を断っていた「怖気づいてしまった」
ロビー・ウィリアムスは、クイーンで故フレディ・マーキュリーの穴を埋める役割を断っていたという。元テイク・ザットのメンバーとしても知られるロビーは、2001年の公開映画『ロック・ユー!』のサウンドトラックに向けてクイーンが『伝説のチャンピオン』を再収録する際、ボーカルを担当するように依頼されたものの、偉大な存在であるフレディの代わりになれる自信がなかったことで、引き受けなかったのだそうだ。
シリウスXMラジオ出演時にロビーはこう話す。
「マイクを手にするとすごく自信があるんだけど、俺って自尊心に欠けるんだ」
「だからステージに立ってフレディ・マーキュリー並みのパフォーマンスをするなんて大胆なことを考えた時、彼はあまりにも自分にとって天使とか神のような存在だから、すごく怖気づいてしまった」
また、クイーンの他のメンバーとギャラを分けるという点でも居心地の悪さを感じたそうで、「当時はソロでスタジアムツアーをやってた。だから3人で分ける必要なんてなかったわけだけど、またそれは別の話だね」と続けている。
自分にはフレディの代わりを務める大胆さはなかったと語るロビーだが、2014年からフロントマンを務めているアダム・ランバートは適任だと考えているようだ。
「アダム・ランバートね。彼があんなにも良い人じゃなかったら、あの生粋の才能にただ恐れを覚えるだけだったと思う」
「彼の声はとにかくすごいものがある」
「それにパフォーマーとしても素晴らしいし、とにかく良い人なんだ」
「彼もそうだけど、ひるませられるほどの才能の持ち主にあった時、その人達が良い人だとすごく嬉しい」(BANG Media International/デイリースポーツ)