ポール・マッカートニー 屠殺したての動物売買市場の禁止を中国に呼び掛ける
ポール・マッカートニーがコロナウイルスのパンデミックの最中に見た共同体意識を称賛している。ポールは当初、ウイルスの拡散を低減するために世界中で厳格なロックダウンが実施されると略奪など狂った行動を引き起こしてしまうのではないかと心配したので、人々がこの困難な時期に助け合い精神を発揮し、前向きでいようとしていることに嬉しい驚きを感じたという。
ポールはシリウスXMのハワード・スターンの番組でこう語っている。
「とても狂っているよ。僕は第2次世界大戦を経験した世代だけど、必要なら何でもやるし、一緒に頑張り、幸せでいる、そんな意識が必要だったし、それが今必要とされていることなんだ」
「僕らが目にしていることだけど、多くの人が協力し合っている。ある意味素晴らしいことだよ。もしそうしないのなら、終わってしまっていたからね。でも、そういうのを目にするのは良いことだし、鼓舞されるよ」
「初めの頃は、これから皆クレイジーになって、略奪するぞって思った。でも僕が目にしたものは、逆のことだった。人間的な素晴らしさがあると皆気づいているんだ。それは見て分かるよ。皆が最高に努力して、安全でいようとしながら、お互いを支えあっている。良心に溢れているんだ。そのことについて神に感謝しているよ」
「皆が安全に過ごし、楽観的でいてほしいけど、曇ってた空も晴れ渡るものさ」
またニューヨークで自主隔離中の妻ナンシー・シェベルと離れ、イギリス国内に留まるポールは、同パンデミックの原因と考えられている屠殺したての動物を売るウエットマーケットを禁止するよう中国に呼び掛けている。(BANG Media International/デイリースポーツ)