お騒がせセレブモデル 詐欺フェス裁判で約1000万円支払いに同意
ケンダル・ジェンナー(24)が、ファイア・フェスティバルとの裁判で9万ドル(約970万円)の支払いに同意したようだ。2017年、バハマの離島での豪華フェスティバルがうたい文句だった同イベントは、ふたを開けてみると簡易宿泊施設と粗末な食事しかなく、1日目で中止となっていたが、その後、主催者側が宣伝を担当したケンダルに27万5000ドル(約3000万円)を支払ったことなどを理由に破産に陥ったとして訴訟を起こしていた。
TMZによると、主催者側は同イベントが中止されたにも関わらず、ケンダルにギャラが支払われたことは詐欺だと主張しているそうだが、裁判官による和解金の最終判断はまだ下されていない段階だという。
一方、チケットが1200ドル(約13万円)から10万ドル(約1100万円)までと超高額にも関わらず、詐欺まがいだったそのイベント内容について、ケンダルと共に宣伝に参加したベラ・ハディッドは当時こう話していた。「ファイア・フェスティバルについて言いたいことがあったの。私が計画したものじゃないし、イベントの中身や過程について、私は何も知らされていなかったけど、(主催者側には)素晴らしい志が常にあったし、私たちに心から楽しんでほしいと心底望んでいたと思う」「すぐにこのイベントは最高の思い出になるだろうって私は信用して宣伝に参加した。実際のイベントがどんな惨事になるのかも知らずにね」「本当に申し訳なく思ってるし、こんなの許されないことだわ。もちろん、こんな中身だって私が知っていれば、皆も知ることができたと思うけど」
2018年3月、同イベントの共同主催者の一人、ビリー・ファーランドは虚偽の文書を投資者らに使い2700万ドル(約30億円)以上の資金を集めたことを認め、2つの詐欺罪で懲役6年の有罪判決が言い渡されていた。一方、もう一人の主催者でラッパーのジャ・ルールはその詐欺との関わり合いはなかったとして無罪となっている。(BANG Media International/デイリースポーツ)