ドウェイン・ジョンソン、プロレス引退は人生最大の危機だった
ドウェイン・ジョンソンは、レスリングから引退したことは人生最大の危機だったと振り返っている。2004年に俳優としてのキャリアを本格的に始めるにあたり、WWEから身を引いたドウェインだが、当時成功する可能性は低いと分かっていたという。
「32歳の時にWWEから引退したけど、人生最大の危機だった」とキャプションを添え、インスタグラムに投稿した動画の中で、ドウェインはこう語っている。「俺は失敗して当然だった。なぜなら、ハリウッド進出に勝算なんていつもないのだから。特に、そういった状況だとね」
引退から10年を経てWWEに復帰したドウェインだが、できるだけ名声を高めたかったので、引退する前から長い目で復帰までのプランをずっと考えてきたという。「32歳の頃に、ハリウッドでのキャリアが始まりつつあった。静かに引退して去っていけたらって思った。皆が呑み込んでくれるわけなかったけどさ。もしWWEを去って、それ以外で成功出来たらって。つまり世界的な成功や、とても現実的でパワフルな方法による世界的な影響力を望んでいたんだ。それこそ俺の目標だった」「もし俺がWWEに復帰することができるなら、今回は世界的な存在としてね。WWEという企業やロッカールーム、このビジネスに身を捧げている人たちに素晴らしい価値をもたらすることができるから」「素晴らしい財産として俺が舞い戻れるなら、様々な方法で全面的にその価値があったってことになる。それが俺の長年の目標だった」「11年にビンス・マクマホンに電話して、僕たちは試合への復帰計画を練った」「とても興奮したよ。本当に世話になったものにお返しが出来る機会だったからね」(BANG Media International/デイリースポーツ)