美人女優、式典でトランスジェンダーの若者を応援 「今はとてもクレイジーな状況」
7月30日に開催された2020年GLAADメディア賞式典で、デミ・ロヴァートがトランスジェンダーの若者たちに応援のメッセージを贈った。同性愛者擁護団体のGLAADが主催する式典で、シーア・ダイアモンドによる「ウィ・アー・ヒア」のパフォーマンスを紹介する役目を務めた際、「クレイジーな」政治情勢においてもトランスジェンダーの人々の権利を確立するために戦い続けると宣言した。
「常軌を逸した差別や危険にさらされている有色人種のトランスジェンダーの人たちをはじめとしたLGBTQIA+コミュニティが迅速に受け入れられるようになってきていることを称えることほど、大切なことはありません」「トランスの若者の皆さんには、あなた達が大事であると知って欲しいのです」「今はとてもクレイジーな状況にあるし、いつものサポートが周りにないかもしれない」「でも、誰にも、特に私たちの政府なんかのせいで、あなた達がパーフェクトでないなんて思わないで」「ありのままの自分を誇りに。自分の意見を発して、強さを保って。そして、私たちがあなた達のために戦っていることを忘れないで」とデミは呼び掛けた。
当日の式典では、全米公開の最優秀作品賞に「ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー」に輝いたほか、最優秀ミュージック・アーティストにリル・ナズ・X、最優秀コメディシリーズ賞に「シッツ・クリーク」、最優秀テレビ映画賞に「トランスペアレント」が輝いた。(BANG Media International/デイリースポーツ)