長寿怪物番組「カーダシアン家のお騒がせセレブライフ」は期待ゼロでスタート
リアリティ番組『カーダシアン家のお騒がせセレブライフ』のクロエ・カーダシアン(36)によると、同番組は全く期待されずに始まったそうだ。14年間20シーズンを迎え、今年放送のシーズン21で終了が決定している人気リアリティ番組だが、クロエによると開始前のテスト撮影も散々だったという。
今回クロエは『ザ・ケリー・クラークソン・ショー』に出演、その予告編でこう話している。「(プロデューサーの)ライアン(シークレスト)のためのパイロット版か何かを撮影したんだけど、何も起こらなかったわ。でもE!のある番組がボツになったことで放送時間に空きが出来たから、それを埋める必要があった。そこでスタッフから『君らが番組に出るんだ、カメラを回してくれ。2週間以内に放送される』って。実際感謝しているの。私たちは『シーズン2なんかないだろうけど、とりあえず撮影しましょう。楽しくなるわ。いつもの自分達でいればいいじゃない。どうせお蔵入りよ』って考えていたから」
そんな予想を裏切り爆発的人気となるカーダシアン家の番組だが、その成功の秘訣についてクロエはこう語っている。「何もプレッシャーがなかった。それについて考える時間さえなかったしね。先入観ややらせとかいったね。その場にいる私たちそのもので、それが上手く行った理由だと思っている。私たち考えてもいなかったから。視聴者の中には自分たちに近いリアルなものだって思う人もいたんじゃないかな」
そんな同番組だが昨年9月に放送終了が発表、声明にキム・カーダシアン・ウェストはこう綴っていた。「重い心と共に、私達は家族として『カーダシアン家のお騒がせセレブライフ』にさよならを言う難しい決断を下しました」「14年間、20シーズン、何百ものエピソードと多くのスピンオフ番組を経て終了となり、これらを長年観て下さったあなた方にとても感謝しています。良い時、悪い時、幸福、涙、そして多くの人間関係と子供達。私達は、この素晴らしい思い出と、その道のりで出会った数えきれない人々を永遠に大切にすることでしょう」(BANG Media International/デイリースポーツ)