ルイヴィトン 人気ストリートブランド「オフホワイト」を買収へ
LVMHがオフホワイトを買収、株式の60%を所有するという。同ブランド設立者のヴァージル・アブローが引き続きクリエイティブディレクターを務め、残りの株式40%を保有するそうだ。
そんな同ブランドは最近、今年の秋冬コレクションをパリのオート・クチュール・ウィークで発表、ブルーのドレスを纏いランウェイを歩いたベラ・ハディッドが注目の的となっていた一方、ヴァージルはこう語っていた。「(テーマは)若い時の自分自身への反抗だ。こんなことを言うのは初めてだ。いつもなら若い頃の自分のままでいようと努めていると言うからね。けど変な発表だろうけど、オフホワイトは大人になるべきだ」
ルイ・ヴィトンのメンズウェア部門のアーティスティックディレクターでもあるアブロー、パンデミックにより自身が成長しデザインにも影響を及ぼしているそうで、「この1年間の自分の作品を見てみると、これだけの短期間で本当に自分が成長したなって思う。その仕事の中に成熟が明らかすぎるほど見られるんだ」と続けていた。
そんなアブローはイリノイ工科大学の建築修士を持つことでも知られているが、以前同ブランドの設立はその建築のキャリアを進め掘り下げていく非伝統的な方法だったと振り返っていた。