77歳の大女優 骨折隠して撮影続行 格闘シーンでコンクリートに激突「泣き言は言いたくなかった」
女優のヘレン・ミレン(77)が『シャザム!~神々の怒り~』の撮影で指の骨折を秘密にしていたのは、スタントチームに「受け入れて」もらいたかったからだという。17日に日本公開される『シャザム!』最新作でヘスペラ役を演じているヘレンは、骨折をしても黙っていたそうだ。
ヘレンは『エンターテイメント・トゥナイト』にこう話している。「スタントの世界にいる時、スタントの人々はとても勇敢だから、彼らに受け入れて欲しくなるの。私はスタントの人々にごまをするのよ」
そこで共演のレイチェル・ゼグラーが「彼らがクラスの人気ものだから」とコメントすると、ヘレンはそれに同意、「その通り、彼らはクールなグループって感じね。私は彼らに受け入れてもらいたかったから、私の指に関して泣き言を言うなんてことはしたくなかったのよ」と続けた。
また主演のザッカリー・リーヴァイも、ヘレンが撮影中に負傷したことに気付かなかったそうで、「全く知らなかったよ。彼女は頑張り屋だからね。とても一生懸命で、『どうやったら楽しくなる?これはどうかしら?』なんて感じなんだ。彼女は素晴らしく、アイコンそのものだ」と語った。
ヘレンは以前、格闘シーンでタイミングを間違え、コンクリートの壁に手を打ち付けてしまったことで指を骨折したと説明していた。