大物俳優 急死した父親と和解しなかったことを後悔 「厳しい愛、複雑な関係」告白
俳優のドウェイン・ジョンソン(51)は、生前に父親と和解しなかったことを後悔しているという。
ザ・ロックことドウェインは、2020年1月に「黒い砲弾」「ソウルマン」の異名を持つプロレスラーの父親のロッキー・ジョンソンが75歳で亡くなって以来、父の日が「厄介なこと」とソーシャルメディアに綴っている。
ドウェインはツイッターにこう投稿した。「俺の親父は数年前に急死した。残念なことに、その1ヶ月ほど前にケンカをしてしまい、彼と和解することも、別れを言う機会すらなかった。だから自分にとって、毎年父の日はとても厄介なことになっている。たくさんの痛みがあるからね。でも俺には3人の素晴らしい娘たちがいて、『愛してる』『父の日おめでとう』と言ってくれるから、毎年父の日は最高の日のひとつでもあるんだ。もし、君たちのお父さんがまだ近くにいるのなら、それは幸せなことだと考えて欲しい。たとえ、君と君のお父さんが、複雑な問題を抱えていてもね。俺も経験があり、理解している。でも、和解するためにベストを尽くして、そのドラマを過去のものにし、お父さんと仲直りしてほしい。それが出来ないと後悔するし、そうなってほしくないんだ」
またインスタグラムでも投稿された動画の中で、ドウェインは父親との「厳しい愛、複雑な関係」に言及。父親の幸せを願うチャンスがもう1度あればと思ったと告白している。「彼がもう1度ここにいてくれたら、『やあ、愛してるよ、父の日おめでとう、時には複雑で喧嘩もしたけど、あなたの能力で俺を育ててくれてありがとう』って言えるんだが。でも、俺にはその特権がもうないから、厄介なんだ」
またドウェインは2019年のクリスマスに父親と口論になったことを明かし、それを「最大の喧嘩」と表現、「俺たちは口をきいていなかった。そしてその3週間後、彼は死んでしまった、それっきりさ。さよならを言う機会も、和解する機会もなかった」と続けている。