トム・クルーズ最新作が1年公開延期 全米映画俳優組合ストで撮影できず

 俳優トム・クルーズ主演の「ミッション:インポッシブル」シリーズ最新作の公開が2025年5月まで延期となった。今年7月に公開された『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』に続く、『ミッション:インポッシブル/デッドレコニングPART TWO』は当初2024年6月の公開が予定されていたものの、1年近く延期となることが明らかになった。また同作は、タイトルも変更する見込みだと言われているが、内容は前作に直接繋がったものとなるという。

 今年撮影開始した同新作は、キャストが『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』の宣伝をするため撮影が中断、そして7月に全米映画俳優組合(SAG-AFTRA)のストライキが開始したことから、まだ再開していない状態となっている。

 また同作以外でも複数の映画が公開延期となっており、2018年作『クワイエット・プレイス』の前日譚となるルピタ・ニョンゴとデニス・オハレ主演の『クワイエット・プレイス:デイ・ワン』が2024年3月から同年6月に、アニメ映画『ザ・スポンジ・ボブ・ムービー』も2025年5月から同年12月に公開が延期されている。

 『ミッション:インポッシブル/デッドレコニングPART TWO』のクリストファー・マッカリー監督は以前、同作では壮大な水中シーンがあると約束していた。マッカリー監督とトムは、以前にタッグを組んだ『オール・ユー・ニード・イズ・キル』や『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』で水中撮影に挑んだものの、『ミッション:インポッシブル』次回作では、さらに上を行くものが見れるという。

 マッカリー監督はコライダーにこう話している。「トムと私は、私達の仕事を常に再評価していて、どうやったらより良くできるか自問しているんです」「『オール・ユー・ニード・イズ・キル』でも、『ローグ・ネイション』でも水中撮影をしましたが、全く満足いかない出来となりました」「そして、自分達がなぜ不満だったのかを分析したのです。どの要素が足を引っ張っていたのかと。主なものは、その分野について専門知識があまりなかったことです」「『デッドレコニング』で見る全てのことは、過去のシークエンスから得た知識を応用したものなんです」

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