「ホーム・アローン」俳優ガンで10時間に及ぶ大術 皮膚移植代など莫大な治療費用をクラファンで募る
マコーレー・カルキン主演の映画『ホーム・アローン』のサンタクロース役などで知られる俳優のケン・ハドソン・キャンベル(61)が、ガン手術の莫大な費用の寄付を募るGoFundMeを立ち上げた。ケンは7日、10時間にも及ぶがん腫瘍除去手術を受けた。
手術前に出されたGoFundMeの声明によると、がん腫瘍に到達するため顎の骨の大部分を切除し、足の骨から新しい顎を再建し、放射線治療を行う予定で、その後、化学療法が必要になる可能性があるという。また栄養チューブ、皮膚移植、気管切開を含む1週間の入院を余儀なくされるほか、老人ホームなど、さらなる回復の可能性も視野に入れていると述べられている。
昨年1月にはコロナ禍で、キャリアを通じて使用してきた全米映画俳優組合(SAG-AFTRA)の健康保険を失い、それ以来カイザー社に切り替えたというケンについて、同声明はこう続いている。「理学療法と言語療法は保険が適用されるとはいえ、介護士や熟練看護師、保険料、医療機器、交通費、インプラント、入れ歯など、莫大な自己負担が予想されます」「ケン・キャンベルは家族思いの二児の父であり、演技、執筆、スポーツに情熱を注いでいます。しかしこの処置が、将来彼が俳優として仕事をする能力に影響を与える可能性があります」「ケニーがこれから健康に戻り、家族や友人と過ごす時間を増やせるよう、皆様のご協力をお願いします」
これまでのところ、今後の6カ月の回復期間に充てられるであろう目標額の医療費10万ドル(約1440万円)のうち、8万5304ドル (約1230万円)の寄付金が集まっている。