双子の俳優 大ヒットドラマ出演中の子役時代に殴り合いの大げんか カメラが回らないところでギクシャク
双子の俳優コール・スプラウスとディラン・スプラウスは、ディズニー・チャンネルのドラマ『スイート・ライフ』の撮影前に楽屋で殴り合いの喧嘩をしたことがあるという。現在31歳になるコールとディランは、2005年から2008年にかけて同シリーズに出演しており、当時、カメラのないところでの2人の関係がギクシャクしていた時期があったことを明かしている。
コールはE!ニュースにこう語っている。「一度だけ、ひどい殴り合いをしたことがある。これが思春期なんだ。兄弟喧嘩だよ。僕たちは、裏で取っ組み合いをして、廊下でレスリングやケンカをしていたんだ」
プロレスの技を使うこともあったと振り返るコールは、「で、控え室にノックがあって、ドアを開けたらファンがいた。『一緒に写真を撮ってもいいかな?』と聞いてくるから、『5分後に戻ってきてくれる?』って答える。『ええ、いいわよ』ってドアを閉めると、2人で爆笑になった。なんで喧嘩してたのか忘れるくらいに。でも、それが兄弟なんだ」と続けた。
一方、以前、大ヒットTVシリーズ『リバーデイル』でジャグヘッド・ジョーンズ役を演じたコールは、自身の子役時代の経験も踏まえて、「子役スターがおかしくなるという話をするとき、実は話していないのは、名声がトラウマになるということなんだ」「だから僕は、当時、このチャンネルに出演していた若い女性たちを馬鹿にする人たちに対して激しく抵抗を感じる。そんな経験による人間性や立ち直るために必要なことを十分に理解していないように感じるから」「そして正直なところ、大人になって、有名になるというゲームの2回目の大団円を経験した今、有名になることが若い大人たちに与える心理的影響は、僕の子供の頃と同じであることに気づいたんだ」とニューヨーク・タイムズ紙に明かしていた。