人気女性歌手 カントリー歌手の父親との疎遠説否定 両親離婚も「たくさんの愛」を父に抱いていると主張
人気歌手マイリー・サイラス(31)が、カントリー歌手の父親ビリー・レイ・サイラス(62)との疎遠説を否定した。マイリーと兄妹は、2年前に両親が離婚して以来、どちらを選ぶか迷っていると言われていた事に対し、「たくさんの愛」を父に抱いていると主張、単に父、そして母ティッシュ・サイラス(57) とはそれぞれ違う関係性を持っているだけだと語った。
トーク番組『デヴィッド・レターマン:今日のゲストは大スター』で、「あなたの人生を歩む上で、両方の親が対等な役割を分かち合うということはありそうもないことですが、物事が進むにつれて、どちらか一方がより近くなるのでしょうか?」と質問されたマイリーはこう答えている。「親密さの話ではないわ。母が完全に無傷の美しい家族に育てられたからだと思う。私の母は養子だったから。選ばれたのよ」「彼女の両親は子供ができなかったから、世界で一番彼女を欲しがった。だから母は、望まれ、愛され、最も美しい人生を与えられてこの世に生を受けたの。祖母は母だけでなく、私も完全に甘やかしたわ」「一方父はとても小さな町でとても貧しい家庭で育ち、幼い頃に両親が離婚した」「父はとても辛い子供時代を過ごしたのよ。私は、宿題やセリフを覚えるのは大変だったけど、食べ物があって、愛情もあったし、素敵な大きな家で育った」「父にはそれがなかった。彼の子供時代には多くの共感と同情を抱いている。それが明らかに、私がとても愛している今の父の形を作ったの」
また、司会のデヴィッドに「お父さんとは疎遠になったわけではなく、ただそういう風に物事が進んでいるだけなんですね?」と聞かれ「ええ、とても素晴らしいのは、両親が子供たちのために尽くしてくれたこと。私たちに尽くし、私たちのために多くの犠牲を払ってくれた。私たちが夢見たことは何でも両親が可能にしてくれたの」と答えていた。
そして「父からナルシシズムを受け継いだ」と自分自身を重ね合わせながらも、自分の「ヒーロー」は母親だとこう語っていた。「父がいなかったら、私はこの椅子に座っていなかったし、今の私は存在していなかった」「父はクリエイティブで、アーティストで、その思考が私ととても似ていて、いつも私を安心させてくれた」「だから、現実や人生に対する父の考え方の多くは、私がどう育てられたかよりも、父から受け継いだものだと思う。実際育ててくれたのは母だけど」「正直に言うと、母は私のヒーローよ」