人気バンドのフロントマン死去 83歳 2012年にライム病と診断
フォーク・ロック・バンド「ヤングブラッズ」のフロントマンだったジェシ・コリン・ヤングさんが死去した。83歳だった。社会活動家でもあったヤングさん(本名ペリー・ミラー)は、16日(日)に、サウスカロライナ州の自宅で家族に見守られる中息を引き取ったという。
ヤングさんの広報は、こう声明を発表している。「深い悲しみとともに、フォーク、ブルース、ジャズ、カントリー、ロックンロールの交差する世界に独特の足跡を残した音楽界のレジェンド、ジェシ・コリン・ヤングが、昨日の午後、サウスカロライナ州エイキンの自宅で亡くなったことをお知らせします」
死因は明らかにされていない。
ヤングさんは、60年代のフォークロックグループ、ヤングブラッズのリードボーカル兼ベーシストとして知られ、同バンドの代表曲は、平和と団結の象徴となった1967年のカバー曲「ゲット・トゥゲザー」となっている。
ヤングブラッズは1972年に解散したが、ヤングさんはその後もソロ活動を続け、複数のアルバムをリリースした。
2012年にライム病と診断され、その後音楽界から引退したが、2016年に息子トリスタンと共に復帰、2019年にアルバム「ドリーマーズ」を発表していた。