話題のAKB出演「豆腐プロレス」…6年前に秋元康氏が女子プロ“視察”していた
AKBメンバーが女子プロレスラー役に挑戦し話題のテレビ朝日系ドラマ「豆腐プロレス」。その6年前、プロデューサーの秋元康氏が女子プロレス会場を視察していました。プロジェクトはここから始まっていた?
公開日:2017.3.2
AKBとプロレス…誰もが考えもしなかったコラボに仰天させられましたが、その予兆は数年前にありました。AKBのプロデューサーで、「豆腐プロレス」の企画・原作者でもある秋元康氏が、突如として女子プロの会場を訪れ、リングサイドで“視察”していたのです。
2011年5月15日に行われた「OSAKA女子プロレス(通称:大女)」の興行。場所はNMB48の本拠地劇場からも近い、大阪・ミナミの「ムーブオンアリーナ(現在は閉鎖)」です。熱戦も後半に差し掛かったころ、一人の男性が会場に現れました。
グレーの上着を着て、腕を組みリングを見つめる男性。AKBのプロデューサー・秋元康氏です!一部の観客がその存在に気づき、騒然となりました。大女のスタッフによると事前の連絡などはなく、突然「少し見せてください」と現れたとのことです。
静かに、リング上の選手の動きに目を光らせる秋元氏。セミファイナルが終わり、メインイベント前に会場を後にするところを、デイリースポーツが直撃取材。突然のお願いにも快く応じてくれました。記事にすることも、写真撮影も即答OK。さすがは巨大グループの総帥、オーラが違います。
来場した理由を問うと「NMBの劇場に来たついにでに、偶然寄っただけ」と話し、関係者とともに去っていった秋元氏。NMB劇場は徒歩圏内とはいえ、会場は偶然に訪れる場所でもありません。もしかしたらこの時、秋元氏の中に「豆腐プロレス」の原型が生まれていたのかもしれません。