本紙に語ったサッカー愛 大杉漣さん“幻のインタビュー”

誰からも愛された名優・大杉漣さんはサッカーをこよなく愛していた。漣さんと、サッカーを愛する人へ―。デイリー瀬戸内版にのみ掲載された17年5月のインタビュー記事を全文再掲します。

公開日:2018.2.22

―そんな試合が観たくてスタジアムに来る。
 「仕事は忙しいですが、スタジアムに足を運んで生で観る面白さを味わってます。僕の中では、映画館に行くのとよく似てますね。テレビやDVDで観るのとはちょっと違うぞと。みなさんにも生観戦の面白さを味わっててほしいですね」(再掲おわり)

※編集より…「地元だから」だけではなく、サッカーそのものへの深い愛情があふれでたインタビューだったと思います。別の機会には「生まれ変わったらサッカー選手になりたい」とも語っていた漣さん。そんな漣さんが愛したJリーグが25日に開幕を迎えます。

J開幕直前に…徳島サポも沈痛 クラブは25日・岡山戦で記帳所を設置

 「僕らの徳島ヴォルティスサポーターの兄貴的存在の大杉漣さんが亡くなりました。突然過ぎるニュースを見た瞬間に頭が真っ白になりました」と悼むコメントが続いた。
 「大杉さんの分まで私たちで応援しよう!!」「大杉漣の為に、一緒にJ1に帰ろう!」「漣さん、徳島ヴォルティスを愛してくれてありがとう!」と一致団結を誓う投稿も相次いでいる。

大杉漣さん急死、サッカー・徳島を愛した サポーターから悼む声続々

 サッカーJ2徳島ヴォルティスが22日、公式ツイッターを更新し、25日に行われるファジアーノ岡山戦で記帳所を設けることを発表した。
 徳島は公式ツイッターで「大杉漣さんの御冥福を心よりお祈り申し上げます。大杉漣さんの徳島ヴォルティスへの熱い気持ちを胸に、今週末に開幕する2018シーズンを戦い、良い報告が出来るように全力を尽くします」と追悼コメントを投稿した。

J2徳島が大杉さん悼み記帳所を設置 25日岡山戦で

※編集より…名優としてだけではなく、Jリーグファン、サッカーファンとしても多くの人に愛された漣さん。編集Wは徳島の四国ダービーの相手・愛媛サポーターとして、漣さんを尊敬し、徳島をうらやましく思っていました。あらためて大杉蓮さんのご冥福をお祈りいたします。サッカーを、Jリーグを愛してくれて本当にありがとうございました。

新着のまとめ

もっと見る

主要ニュース

リアルタイムランキング

まとめ記事ランキング