会見で濱田は、約４年前にマイノリティーをテーマにしたＮＨＫ－Ｅテレ番組「バリバラ」に出演したことを振り返り「人生初の全国放送で、一発ギャグやショートコントをやってくださいと言われ、その中でズルズルにすべった１分間が、全国に流れました。あれからはや４年、こういう形でまたＮＨＫさんに出していただけるとは」と毒の効いたトークで笑いを誘った。

　フジテレビの梅津弥英子アナウンサーが７日、同局朝の情報番組「とくダネ！」で、６日に行われた「Ｒ－１ぐらんぷり　２０１８」で優勝した濱田祐太郎が、紺野ぶるまとの仲について「実はそんなに仲良くない」と明かしていたことを暴露した。

番組では視覚障害を持った濱田が見事優勝を飾ったＲ－１の話題を特集。視覚障害をネタに笑いを勝ち取った濱田だが、ネタと同じように話題になったのが、審査の間に隣に立った紺野ぶるま。画面が見えない濱田のために、投票が順次入っていく状況を耳元で伝え続けるサポートが話題となっていた。

梅津アナはこの日の朝、「めざましテレビ」に生出演した濱田とメイク室で一緒になったといい、紺野との仲の良さを聞いたという。すると「実はそんなに仲良くない」と濱田は説明。すると梅津アナは「それならば、返って（紺野は）優しいですね」と言ったところ、濱田は「それも含めてイメージアップのために（サポートを）やったとしたら、ぶるまさんってどんだけ凄い人なんやと思いました」とコメントし、メイク室は爆笑に包まれたという。

ピン芸人ナンバーワンを決める「Ｒ－１ぐらんぷり　２０１８」で優勝した視覚障害を持つ漫談家・濱田祐太郎が７日、フジテレビ系「ノンストップ！」に生出演。Ｒ－１当日、マイクの前まで連れてきてくれた人物が同期の溝口であることを紹介。ネタ前に濱田の肩を軽く叩く姿があったが、溝口は「全部計算通りです」と話し、スタジオの爆笑を誘った。

ＭＣの設楽統は「１つ気になってたのは、ネタ前にマイクのところへ連れてきてくれた人は？（Ｒ－１本番も）今日も、同じ彼がマイクの前に（連れてきた）。彼は？」と質問。濱田は「同期です」「彼は今年Ｒ－１、１回戦で終わりました」と紹介しスタジオは爆笑。名前を聞かれた同期は「溝口です」と自己紹介した。

設楽は「溝口君が（濱田を）立たせた後、ポンと（肩をたたいて）頑張れよって」と印象的なシーンを挙げると、溝口は間髪入れず「全部計算通りです」と多くの人が設楽のような反応をしてくれることを「計算」したと話し、スタジオはまたも笑いに包まれた。