妻が初めて作った「豚の角煮」を食べた夫の感想が「言葉は大事」「こんなん言われたら作ったるよ～！」「ステキな旦那さん」と話題を呼んでいる。

　Xユーザーの「uno」（@_unobox_）さんは先日、いつか作ってみたいと思っていた「豚の角煮」を初めて作った。それを食べた夫の感想を聞いて「シンプルに超嬉しい」気持ちになったという。

　「夫が『これって作るの大変…？』と訊いてきたので、いやそうでもないよ～と言うと『そしたらまた作ってほしい…すごく好み』と言ってきた。作るの大変でも、そんな風に言ってくれるならいつでも作るよ。言葉でちゃんと言ってくれるのってシンプルに超嬉しいよ…」（unoさんのXより）

　unoさんは「『作るの大変？』とこちらの作る手間を聞いてくれてから『もしよかったらまた作ってほしい』と言ってくれたこと」と特に嬉しかった点を回想。「夫はまったく料理をしない人なので、作る手間のことを考えて『大変だったよね？作ってくれてありがとう』といつも言ってくれたり、疲れてる時や週末はデリバリーをとってくれたり総菜やお弁当を買ってきてくれたりします。それが私もとてもありがたいです」と配慮に感謝する。

　この日作った「豚の角煮」は手間をできるだけ簡略化したレシピを参考にしたため、手間を聞かれた際に「そうでもないよ～」と返答したとのこと。ただ、手間がかかる・かからないに限らず、配慮のある感想が胸を打ったようだ。

　リプライなどでも「ステキな旦那さんですね」「ちゃんと作るの大変だった聞いてるのめっちゃいいな…こんなん言われたら作ったるよ～！ってなっちゃう」「言葉は大事であります」「作り手としては嬉しい聞き方ですね！」「作り手の労を労いつつ美味しいことと、また作ってほしい気持ちを押しつけることなく伝えてる」など反響多数。25日までに18万件の「いいね」が寄せられている。

　普段は絵日記を投稿しているunoさんだが、今回は夫婦間のエピソードが思わぬ反響に。「とても驚きましたが、やはり言葉に出して『おいしい』『また食べたい』と言ってくれると嬉しい、ということに共感いただけたのかなと思います」と実感。「美味しいご飯を作りたいなと思える原動力にもなりますし、私も感謝や感想は言葉に出して伝えていこうと改めて思いました」と話した。また「夫は反響に対して『豚の角煮が美味しそうだったからじゃない？』と言ってくれましたが（笑） 夫の言い方・やりとりを褒めてもらったことを伝えるととても照れていました」とも明かした。

（よろず～ニュース・藤丸 紘生）