「オーシャンカップ・ＳＧ」（１６日開幕、まるがめ）

　昨夏、まるがめで行われたメモリアル（ＭＢ記念）でＳＧ初優勝を飾った毒島誠。その優勝戦では３号艇・篠崎元志のＦがあり、自身もコンマ０２とギリギリの踏み込みだったので動揺は隠せなかったが、鋭いターンで押し切った。その後、１１月のＧ１・ダイヤモンドカップでも優出（２着）しており、まるがめでは現在３連続優出中。相性のいい水面と言っていいだろう。

　年末のグランプリ（賞金王決定戦）４着後も快進撃が続いている。年明けの桐生でいきなり優勝すると、浜名湖の周年、平和島の関東地区戦、戸田の周年を含む６連続優出。その後も堅実な走りを見せ、６月の尼崎では周年初Ｖ（Ｇ１は１０年１月浜名湖の新鋭王座以来２勝目）。２コースから力強くまくってみせた。

　昨年、トップレーサーの仲間入りを果たした毒島だが、今年はさらに旋回力に磨きがかかっている。平和島で行われるグランプリ（賞金王決定戦）へ出場を目指し、今年も“得意”のまるがめで存在感を見せつける。