【クイーンC】キャットコイン好調持続
「デイリー杯クイーンC・G3」(14日、東京)
重賞初制覇を飾り、牝馬クラシック戦線の“新星”となるか。見事な末脚発揮で新馬-ひいらぎ賞を2連勝中のキャットコインが4日、美浦Pで4F57秒1-41秒8-12秒7のタイムを馬なりで記録。仕上がり早のタイプで体はほぼでき上がっており、既に強い調教はいらない状態とあって上がり重点の内容だったが、軽快な動きで好調キープを印象付けた。
異父姉には09年ファンタジーSを制したタガノエリザベートを持つ、関東期待のステイゴールド産駒。佐々木助手は「いい動きだった。気持ち良さそうに走っていたし、リフレッシュの効果は十分ですね」と、順調な調整ぶりに目を細める。
「テンションが高い。もう少し落ち着いてくれれば」と課題を残す現状ではあるが、東京に中山と異なるコースに難なく対応したセンスの良さが武器だ。「レースがとても上手。重賞でも力を出し切れれば楽しみ」と期待を寄せた。