寺島良調教師キングズガードで重賞初制覇 ここから真価が問われる
先週のプロキオンSはキングズガードがV。16年9月に開業した寺島良調教師(36)=栗東=にとってはうれしい重賞初制覇となった。昨年7月に病気で死去した田中章博師から馬房とスタッフを受け継いでスタート。そのうちの1頭がオープンで2勝目を挙げたばかりのキングズガードだった。
左回りだと内にもたれる面がある馬。馬具や調教方法に工夫を施して克服に尽力した。「左回りでも右回りなみの破壊力があった。ヨレずに走れていた。厩舎が変わって、やり方も変わりましたから。結果が出ない時期もありましたけど、重賞を勝てたのでスタッフにも納得してもらえたのでは」。36歳の若きトレーナーはホッとした表情を見せる。
現2歳世代からは引き継いだ馬ではなく、自身がイチから携わってきた馬たち。「この2歳からですね」。調教師としての真価が問われることを強く意識する。新進気鋭の指揮官の歩みは始まったばかりだ。(デイリースポーツ・井上達也)
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