【競輪】福島武士が小松島のケイリンエボリューション制覇 地元・四国でS級初優勝
「国際自転車トラック競技支援競輪・G3」(25日、小松島)
開催最終日の8Rでケイリンエボリューション決勝が行われ、福島武士(32)=香川・96期・S2=がS級初優勝を達成。最終バック5番手から直線で大外強襲を決めた。
福島が“カーボン巧者”ぶりを見せた。残り1周の最終ホームでは最後方の7番手に置かれたが、そこから見事に巻き返した。バックで3番手の佐々木雄一(福島)がまくり、須永優太(福島)が追走すると、福島も連動。「ずっとカーボンでやりたいくらい。間に合わないと思ったけど、最後は伸びた」と道中で温存した脚力をゴール前で発揮した。
S級初優勝に笑顔を見せた福島は、「F1や記念でも優勝したい」と今後は9車立てのレースでの活躍を誓った。