【競輪】松浦悠士が武雄記念を連覇 清水裕友目標から鋭脚発揮で10回目のG3優勝
「大楠賞争奪戦・G3」(25日、武雄)
12Rで決勝戦が行われ、松浦悠士(30)=広島・98期・SS=が最終ホームから先行した清水裕友(山口)を差し切って1着。武雄記念は連覇、G3は今年4回目、通算10回目の優勝を飾り、賞金381万円を獲得した。松浦マークの小倉竜二(徳島)が2着、南関勢後位から切り替えてバックで内を突き、直線も内に入って伸びた佐藤慎太郎(福島)が3着に入った。
松浦がきっちりと結果を出した。清水マークから抜け出して先頭でゴール。「清水君を残せなかったの残念だったけど、小倉さんとワンツーができました」。中四国勢での1、2着決着に笑顔だった。
レースは打鐘から出入りが激しかった。山田庸平(佐賀)、郡司浩平(神奈川)で踏み合うところを、清水が力任せに仕掛けて、最終ホームで先頭へ。清水が快調に飛ばすが、いったん下がった郡司が最終2角から巻き返す。松浦は郡司をけん制しながら、きっちりと清水をかわした。
松浦は今場所の3日目にフレームを交換。「練習の感じより、もう少しやりたかった」と言うが、次のG1・日本選手権(5月4~9日・京王閣)も「これを使います」とキッパリ。G3初優勝となった2018年12月の広島記念より前は「上位クラス相手には気持ちで負けていました」と思っていたが、今は自身が競輪界のトップレーサー。「いい状態で行けますね」。京王閣では日本選手権初優勝、G1V3へバク進あるのみだ。
関連ニュース
編集者のオススメ記事
競馬・レース最新ニュース
もっとみる【競輪】四日市G3 新たな演出照明とオリジナルソングをお披露目 親しみやすく魅力ある競輪場へ
【ボート】とこなめG1 94年生まれの“大谷世代”関浩哉が5号艇からV強奪を狙う
【ボート】尼崎G3・オールレディースが18日から開催
【ボート】25日から今年のSG第1弾・ボートレースクラシックが若松で開催
【競輪】G2・ウィナーズカップが伊東で20日開幕 元ガールズ野原美咲さんの推しは地元の深谷知広
【ボート】平和島周年が3・15開幕 佐藤隆太郎が地元G1で気合「結果で恩返しを」
【オート】川口 晴れなら高石光将に注目「前節最終日と同じ動きなら勝負になる」
【ボート】児島一般戦 草川壮良がうれしいデビュー初勝利