【ボート】若松SG 西山貴浩を中心に地元勢が選手紹介で活躍をアピール
「ボートレースクラシック・SG」(25日、若松)
今年初のSGとなる「第60回ボートレースクラシック」が、いよいよ25日に開幕。レースを前に、イベントステージで選手紹介が盛大に行われた。
舞台はSGにふさわしく、2階建ての荘厳なセットが飾られ、52人の選手が続々と登壇。トップバッターは、昨年5月の多摩川オールスターを制した定松勇樹(佐賀)が務め「今年初のSGで気合が入ってます。応援してください」と詰めかけた超満員のファンに笑顔を振りまいた。
地元九州勢にはより多くの声援が集まり、中でもボート界のエンターテイナー・西山貴浩(37)=福岡・97期・A1=が登壇すると会場の熱気はヒートアップ。2階から手すりを伝って壇上に滑り降りると「パンパンやで」と絶叫した。
「皆さんの財布の中身がパンパンになるように、中田達也の魂とともに仲谷(颯仁)と一生懸命走ります」と、2022年11月に逝去した後輩の中田さんへの思いを込め、地元・若松での活躍を誓った。
仲谷は選手代表として全国のファンに向けあいさつ。「めっちゃ緊張しています」と、はにかみながらも「最終日、最終レースまで全力で戦い抜き、ファンの皆さまとともにボートレース若松、北九州市を盛り上げていきたいと思っておりますので、罵声も歓声も浴びせてください」と宣言。大役を無事に務め上げた。