本番レースになるとスタートラインに対して強い向かい風が吹く３日目。インからＳを立ち遅れるケースも見られ、１～４Ｒはダッシュ勢が白星を挙げている。５ＲのＳ展示時も風は弱まっていたが、本番の風がカギとなる。Ｓ展示の並びは枠なりの３対３で内３艇が好Ｓ。中でも２コースの黒崎のスリット足は抜群だった。初日後半のエンスト失格で新ペラとなった黒崎だが、届かなかったＳが届くようになったと新ペラ交換で感触は上向き。伸びの良さも損なわれていない。近藤は２日目２、２着と好レースを展開。Ｓ展示通り、内がＳを行けば近藤の先マイ、黒崎の差しで決まりそう。野長瀬は行き足から伸び、峰重は出足型。吉川勇作と高倉も数字以上の足色だ。内がＳを遅れれば野長瀬のまくり、峰重のまくり差しも十分。