白毛のアイドルホース・ソダシがダート界頂上決戦チャンピオンズCに参戦
白毛馬として初めてG1を制覇したソダシがG1チャンピオンズCに参戦!初のダート、しかも強豪が集う頂上決戦に果敢に挑んだアイドルホース。日に日に高まる期待の中で迎えた本番、その結果は…。
公開日:2021.12.7
9戦目にして初の白帽に、北村助手は「白ずくめでいいんじゃないですか」と笑みを浮かべた。
【チャンピオンズC】ソダシ 父クロフネに続け!二刀流G1制覇へ天も味方 初の白帽子「白ずくめでいい」
期待は最高潮、ダート初挑戦にも関わらず、最終的にソダシは2番人気となっていました。
しかしレースでは…。
失速12着「地力の差が…」
「チャンピオンズC・G1」(5日、中京)
【チャンピオンズC】ソダシ失速12着 フェブラリーSで砂再挑戦も視野
白毛のアイドルホースのダート初挑戦は、無残な結果だった。
父クロフネに続く芝&砂G1制覇を目指したソダシは、好スタートからハナを切る。前半1000メートル通過は61秒4と絶妙なペースに持ち込んだが、直線に入りインティにかわさると、ズルズルと後退。12着に終わった。
【チャンピオンズC】ソダシ失速12着 フェブラリーSで砂再挑戦も視野
吉田隼は「ゲートは待たされたけど、しっかりとリズム良く走れたし、スピードの乗りは良かった。雰囲気も良かったです。でも、力のいるダートとか、古馬の牡馬相手で地力の差が出ました」と完敗に肩を落とした。
【チャンピオンズC】ソダシ失速12着 フェブラリーSで砂再挑戦も視野
それでも陣営にあきらめた様子はない。指揮官は「ダートの感触は悪くなかった。来年はフェブラリーS(22年2月20日・東京)も視野に入れます」と前を向く。この敗戦を糧に、今度こそ砂の猛者を蹴散らす。
【チャンピオンズC】ソダシ失速12着 フェブラリーSで砂再挑戦も視野
注目を集めたダート初挑戦、しかも舞台はG1。終わってみれば〝甘くはなかった〟ということでしょう。
それでも新たな可能性を求め、果敢に挑んだソダシと陣営に拍手を送りたいと思います。