まんぷくの大谷亮平「一番人格が変わったのが真一」
後半に突入した連続テレビ小説『まんぷく』。ヒロイン・立花福子の義兄・小野塚真一を演じる大谷亮平が前半を振り返り、あらためて真一の魅力を語った。
男性の登場人物のなかでは、周囲を困らせる言動もなく、実直に立花家をサポートする真一。しかし大谷は、「登場人物の中で一番人格が変わったのが真一かもしれませんね」と分析する。
妻・咲(内田有紀)と家庭を築き、安定した会社に勤めることを幸せと思っていたのが、妻の死と戦争ですべてを無くし、「絶望して戦争で死ぬつもりだったんでしょうけど、生きて帰ってきた。そのなかで最初に目にしたのが萬平さんや福ちゃんとその家族、そして塩軍団の若者たちだったんです」と、真一に転換期が訪れる。
「自分がこれまで見ていなかった、想像もしていなかった世界がうらやましく見えて、人として価値観が変わった、何かがふっきれたんだと思います。だから以前より良く笑ったり、困ったときは顔をしかめたり…。感情表現が以前より良く出るようになったのは、大きな変化だったと思います」という。
また、「たちばな塩業で働くことになって、出社初日にメンバーとともに進駐軍に捕まってしまうんですが(笑)、進駐軍の取り調べで、自分の気持ちを吐露するシーンが、自分にとってはすごく大きなシーンでした。『前の会社では、毎日金のことばかり考えて仕事していました。それが嫌になったんです』というセリフがあるのですが、言いながら自分の気持ちを整理して、『だから福ちゃんたちを助けたいんだ』と再確認した場面だったような気か?します」と振り返った。
咲が亡くなって17年という年月が流れ、第99回(1月29日放送)では再婚話が。「最後まで咲のことを思っていくのかどうかは、僕自身も興味深いところでしたが、真一にもようやく自分自身の幸せを考えてもいいのかなというタイミングが訪れます。咲が亡くなろうとも、咲の家族とつながっていきたいという気持ちが真一の原点にはあって、そういうところを許して理解してくれる人に出会えたことで、新たな一歩踏み出せたんだと思います」と、自らも喜ぶ。
「真一は、さらに変わっていくんでしょうね。ご覧になられている方はその変化を僕以上に感じられると思うんですが、僕自身は、意図的にスイッチを入れて変えたというより、真一として考えているうちに、自然とそうなっていったという感じがします。より感情を表現したり、ときには熱くなったり、根底にはこんな明るさがあったんだ、というところが垣間見えると思いますので、それを楽しんでもらえたらなと思っています」と、真一の新たな顔が見られ、引きつづき立花家を支えていくことになりそうだ。放送は3月30日まで。
(Lmaga.jp)
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