地域創生を後押し、パソナが淡路島でグルメの世界大会
兵庫県・淡路島で多くの地域創生事業を手がける人材派遣の「パソナグループ」(本社:東京都千代田区)が、食のイベント『ワールドシェフ王サミット』を淡路島で6月23日より開催することが、30日に大阪市内で発表された。
食に関わる専門家や研究者らにより、さまざまなトークセッションが繰り広げられる『世界食学フォーラム』や、世界各国の料理人が料理の腕を競う『ワールドシェフ王料理大会』などが6月26日までおこなわれる。
代表の南部靖之さんは「G20が大阪で開かれるこのタイミングに、世界中に関西を食でPRしたい、という思いを実現できました。会場となる淡路島は、大阪からもほど近く、国生みの島でもあります。1000年以上前に、仁徳天皇に献上していた水が今も飲めるほど、歴史を感じられる場所で、新鮮な食材も豊富です」と熱く語った。
都心部ではなく、あえて地方で国際大会を開催することで、会議やイベントなどを地方へ誘致するモデルとし、地域創生につなげていくという。また、第1回となる『ワールドシェフ王サミット』は、北京で8回開催されてきた『世界美食大会』の9回目という位置づけで、中国国内外のレストランのサービス向上や人材育成などをおこなう「中国東方美食集団」(本社:北京市)とパソナグループとの共催となる。
世界各国の料理人が料理の腕を競うグルメイベント『ワールドシェフ王料理大会』では、G20参加国より各国を代表する料理人20名が3ブロックに分かれて予選をおこない、決勝は予選通過のシェフで実施。食材は淡路島のものを使う。日本代表で参戦するのは、大分県のミシュランシェフ・高記智行さん。審査委員長は服部幸應さん。総合プロデュースをマスターシェフの山下春幸さんがつとめる。また、同イベントはG20大阪サミット2019応援プログラムとして外務省から承認されている。一般参加者の参加方法は後日発表される。
(Lmaga.jp)
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