神戸ポートタワーから、地元の日本酒文化を発信。3階展望台は大人のためのフロアに
神戸のランドマーク「神戸ポートタワー」(神戸市中央区)の3階展望フロアに、清酒ラウンジ「SAKE TARU LOUNGE(サケ タル ラウンジ)」が6月1日にオープンする。
2018年12月までは360度の眺望が楽しめる回転喫茶として世代問わず愛されてきたが、今後目指すのは大人の場所。これまで、同タワーを使用した『コーベ サケ タワー』や紅茶の『神戸ティーフェスティバル』など、神戸の魅力を発信するイベントを企画してきたプロデューサー・坂野雅さんが運営する。
「六甲から生まれるおいしい水、酒蔵、そして港があったからこそ全国へと発信できた酒文化が神戸にはある。その海と山が見え、こんなにも神戸の魅力をできる場所はほかにはない。これから、展望3階だけは大人のメリーゴーランドがテーマ。景色が回っているのか、自分が回っているのか(笑)、そんな感覚で楽しんでもらえる場所になってほしい」と話す。
この清酒ラウンジでは、神戸市と西宮市にある酒処・灘五郷(西郷・御影郷・魚崎郷・西宮郷・今津郷)の酒を取り揃え、椅子などの家具には酒樽を活用。酒(700円~)や3種飲み比べ(1500円)のほか、神戸元町のスパイスカレー店「チーニーカリー」のデリなど、その日ごとに地元神戸のお惣菜が並ぶ。また、チーズとワインの専門店「ランス」が選ぶチーズ、新進気鋭のショコラ・ブランド「ジョイス」のチョコなど、あらゆる面で神戸らしさを追究している。
インバウンドでは京都や大阪に遅れを取っている神戸だが、坂野さんは「この場所が『酒ツーリズム』の起点として機能し、神戸の酒蔵を巡るきっかけになってほしい」と力を込める。営業は10時から21時まで(12月から2月の間は10時から19時まで)。なお、神戸ポートタワーの入場料(大人700円)が別途必要。
取材・写真/権藤将輝
(Lmaga.jp)
関連ニュース
編集者のオススメ記事
関西最新ニュース
もっとみるくいだおれ太郎、大阪・難波に帰ってきた!新たな観光スポットが誕生、春からナイトクラブ営業も
なにわ男子・長尾謙杜が来阪、藤原丈一郎との幸せエピソード明かす「3日前に丈くんが…」
「185日間ぶっ通し」のグルメ祭が大阪で、第1弾は「全国のラーメン」集結
100種のパンが集結、南大阪で2日間の「パンフェス」開催
「今度は大丈夫?」歩(仲里依紗)のギャル友・チャンミカ(松井玲奈)が結婚、SNS心配の声も【おむすび】
大阪初・アジア初・会員制…梅田の新施設は「グルメ」がスゴかった
『僕のヒーローアカデミア』など人気作に出演、声優・岡本信彦が京都に アート展の音声ガイドを担当「プラスの意味合いを…」
大阪発祥のラーメン屋「どうとんぼり神座」、国内100店舗を突破! 3月中さらに拡大