大阪・新今宮のベッドがないホテルで、サボらずにリモートワーク
ホテルの客室を利用したリモートワークプランが急増しているなか、大阪・新今宮の宿泊施設「YOLO HOTEL MUSEUM(ヨロ ホテル ミュージアム)」(大阪市浪速区)も5月7日からスタート。ベッドを取り払うことで仕事に集中できる部屋となっている。
インバウンド利用を見込んで2019年9月にオープンしたが、4月2日から5月31日までは宿泊を休止している同施設。代表・加地太祐さんは、「これまでは不特定多数の人も利用できるシェアオフィスが主流だったが、今後はソーシャルディスタンスを設けられる空間が重要になってくる」と企画したのが、「YOLO PREMIUM OFFICE」だ。
Wi-fi環境が整ったコンパクトな客室(7.2平米)にあるのはデスク、イス、ライトのみ(プレミアムルームにはデュアルモニターを常設)。24時間換気し、毎週ウイルス除菌剤を噴霧して清掃、解錠も携帯を利用する非接触型と、新型コロナウイルスへの対策もおこなう。
すでに税理士や起業家など、仕事に集中したい人々が利用しているそうで、「ベッドがあると、サボってしまったりやはり集中できない。また、カフェやマンガ喫茶で働く人もいるそうだが、ここでならば個室なのでオンライン会議も問題なくできる。今後は日本人の方が利用しやすいよう、withコロナの生活を提案していきたい」と話す。
休憩したいときには併設したレストランでテイクアウトしたり、広々としたテラスを利用でき、料金は1日2950円~、週11800円~(駐車場は有料、料金はすべて税別)で、平日の9時から20時まで。また、今後のオンライン飲み会の需要も考えて、飲みに出掛けた気分を味わえるメニューを展開しているとのこと。
(Lmaga.jp)
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