SNSでかわいいと話題、京都市動物園提案の「どうぶつマスク」
新型コロナウイルス流行の終息に向けて気が抜けない今、マスクを着ける習慣もだいぶ身について来たところ。ただ、子どもにとってはやはり不慣れな存在を楽しくするために、「京都市動物園」(京都市左京区)が提案をおこなっている。
今月京都府民限定で18日に再開した際、坂本英房園長が手作りマスク姿でテレビなどに登場したところ、「なんの動物か気になる」「すごくかわいい」「園内で、みんながつけていたら楽しめるかも」「私もほしい」とSNSでも絶賛する声が続出。実はつけていたのは、オリジナルで考案した「どうぶつマスク」の「ツシマヤマネコ」バージョンだ。
動物の口もとがデザインされた「どうぶつマスク」は、京都の「嵯峨美術大学」「嵯峨美術短期大学」教授の監修のもと、ニシゴリラや二ホンツキノワグマ,マンドリル,ヨツユビハリネズミなど園で人気の動物が7種類そろう。
動物園になかなか足を運んでもらえなかった状況で、「動物園の動物たちを思い浮かべてもらいながらマスク作りを通して親子での『ステイホーム』を楽しんでもらうために」と同園の山下直樹さん。「マスクの着用が苦手な子どもたちに、自分でマスクを作ることで着用を習慣づけてほしい」と思いを語る。
ただ、かわいさだけでなく、教授が監修しただけあって、つけ心地や装着時のフォルムにもこだわって実用的なのがポイント。公式サイトの特設ページで作り方が公開されており、型紙は無料でダウンロード可能。S・M・Lの3サイズ展開なので、親子でおそろいを作れるのがうれしい。また、使い捨てマスクを使ってもっと気軽に作れる「らくがきバージョン」もあり。
(Lmaga.jp)
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