ホテル開業ラッシュの大阪・梅田に新顔、全室2名までに限定 阪急阪神の「上位ブランド」
「グラングリーン大阪南館」に「阪急阪神ホテルズ」(本社:大阪市北区)が手がける「ホテル阪急グランレスパイア大阪」が、3月21日開業する。
昨年は、「JR西日本ホテルズ」と「マリオット・インターナショナル」が初提携した「大阪ステーションホテル」、大手ホテルグループ「ヒルトン」系列の「キャノピー バイ ヒルトン」など、続々とホテルが誕生している梅田の「うめきたエリア」。
手掛けるのは、東京・大阪をはじめ、東北から九州まで、現在39ホテルを運営する「阪急阪神ホテルズ」。なかでも今回オープンする同ホテルは、2019年に近隣の「ヨドバシ梅田タワー」に開業した「ホテル阪急レスパイア大阪」の上位ブランドとして位置づけられている。
主にファミリー層をターゲットにしている「ホテル阪急レスパイア大阪」に対して、インバウンド観光客やビジネスでの利用、中高年の夫婦をターゲットにしている同ホテル。全室1部屋2名までに限定されており、大人が旅の拠点としてゆっくりと過ごせるのが特徴だ。
アースカラーで統一された落ち着いた色合いのインテリアをはじめ、風呂とトイレがセパレートになっていたり、スタンダードルームにもコンパクトなソファが用意されていたりと、快適に過ごせる空間づくりがおこなわれている。
しかし、周辺のホテルと比較すると手頃な価格で宿泊が叶うのも魅力で、一番カジュアルな客室「スタンダードツイン」や「スタンダードダブル」で~6万1100円、ミドルクラスの「コーナーツイン」は~10万3450円、上位クラスの「クラブエグゼクティブツイン」は~18万2100円、「クラブジュニアスイート」は~24万2600円(すべて税サ込)と、コスパの良さもうれしいポイントだ。
また、共用施設には5階ロビーに「図書コーナー」、6階に「宿泊者ラウンジ」や「フィットネスルーム」があるほか、27階には「クラブフロア」(26階、27階)の宿泊者が使える「クラブラウンジ」もお目見え。クラブラウンジ内には約70種類のアルコールが自由に楽しめるバーがあるほか、ジュース、コーヒーなどのドリンク、お菓子やチーズ、生ハムなどのおつまみも自由に楽しめる。
同ホテルの広報担当者は、「大阪駅近の好立地でも、ゆったりと快適に過ごせる空間に仕上がっています。ぜひくつろぎの時間を楽しんでいただけるとうれしいです」と話す。
そのほかにも、5階には東京・青山の人気フレンチ「L’AS(ラス)」のオーナーシェフ・兼子大輔氏によるレストラン「MAISON VERTE」がスタンバイ。朝食ビュッフェをはじめ、ランチやディナー、さらにはアフタヌーンティー、バーなど1日を通して利用できる(宿泊者以外の利用も可能)。
また、同建物内に開業する関西最大級の健康増進施設「うめきた温泉蓮WellbeingPark」とはホテル宿泊者専用エレベーターにて連絡しており、「クラブフロア」宿泊客には1泊につき1回の利用が可能になるなど、連携を図る
場所は「グラングリーン大阪 南館」。予約は公式サイトにて。
取材・文・写真/野村真帆
(Lmaga.jp)
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