ファン必見!京都で「きかんしゃトーマス展」、日本初公開の撮影小物&貴重な資料も
『きかんしゃトーマス』の原作出版80周年を記念した『きかんしゃトーマスの世界展~はたらく機関車たちのおはなし~』が、「京都鉄道博物館」(京都市下京区)で開催中。撮影に使用された模型などが日本初公開されるなど、ファン必見の内容となっている。
機関車の模型を使って制作された、イギリスの子供向けアニメーション『きかんしゃトーマス』。同展は同作の原点から最新作に至るまでの変遷が包括的に感じられる内容となっている。なかでも絵本になる前の原作者が描いたイラストや絵本の原画などの貴重な資料のほか、撮影に使用された模型など撮影小物の多くは日本で初お披露目となる。
同作は、原作者オードリー牧師が息子に自ら考えた機関車たちの物語を語り聞かせたのが始まり。第1章の「ウィルバート・オードリーと『きかんしゃトーマス』おはなしのはじまり」では、同作の原点を振り返る『オードリー牧師手描きのイラスト トーマスの列車』やはじめて絵本になった第1巻『3だいの機関車』の原画などがイギリスから上陸し展示されている。
見どころは、日本初お目見えとなる撮影小物が展示された第2章。模型を使ったモデルアニメーションから始まり、3DCGや2Dアニメへの移り変わりが実物とともに見学できる。実際に撮影で使われた『トーマス』の顔のパーツや目玉を動かしたり蒸気を出したりする際の技術を説明する資料など、機関車たちの人間のように豊かな表情がいかにして作られたかが体感できる。
つづく第3章では、同作を引き継いだ原作者の息子・クリストファーが手がけた27巻『ほんとうにやくにたつ機関車』のほか、今春日本で発売予定の最新作28巻『ジェームスとディーゼルの機関車』の原画が日本で初めて一挙公開。最後は『ソドー島のジオラマ』が登場。『トーマスのちんぼつ』など名シーン3つがモデルとともに再現され、同作の世界観が丸っと味わえる。
担当者は「『機関車トーマス』の原点に触れ、最新の絵本の原画も展示される充実した内容になっている。またレールをつないで線路を作ると、『トーマス』たちがその上を走るデジタルアートを取り入れた子供向けプレイゾーンや『トーマス』の仲間になりきれる顔出しパネルなどもあり、大人も子供も楽しめる企画展。たくさんの方々に足を運んでほしい」とアピールする。
『きかんしゃトーマスの世界展~はたらく機関車たちのおはなし~』は、3月15日から5月6日まで。開館時間は、朝10時から夕方7時まで(最終入場は4時30分)。観覧料は無料だが、同館への入館料・一般1500円ほかが必要。毎週水曜日は休館日(3月26日、4月2日、30日は開館)。
© 2025 Gullane (Thomas) Limited.
取材・文・写真/宮口佑香
(Lmaga.jp)
関連ニュース
編集者のオススメ記事
関西最新ニュース
もっとみる鱗形屋が再び偽板の罪で捕まる一方で…『べらぼう』第13回(3月30日)あらすじ・お江戸揺るがす座頭金
南海電鉄の制服が32年ぶりに一新、デザイナーは岸和田出身・コシノジュンコ氏
「スターバックスティー&カフェ」に新メニュー、定番&春限定の6品が仲間入り
ミスタードーナツに「春夏限定ゴハン」メニュー、 全6品が仲間入り
芸人と近すぎる!? 大阪・難波に吉本興業の新劇場、海外観光客も視野に
ひと味違う「スシロー」が大阪・道頓堀に、観光客意識した「創作ロール寿司」も初登場
安室ちゃんにあゆ…娘・花の平成すぎる音楽の趣味が話題、視聴者驚き「英才教育凄い」【おむすび】
くいだおれ太郎、大阪・難波に帰ってきた!新たな観光スポットが誕生、春からナイトクラブ営業も