マー君、次戦登板のシカゴも過熱

 ヤンキース・田中将大投手(25)はメジャー2試合目の先発となったオリオールズ戦から一夜明けた10日、キャッチボールなどで汗を流した。ヤンキース・イチローはニューヨークでのレッドソックス戦に出場せず、チームは4‐1で勝った。レッドソックスの上原、田沢も登板機会がなかった。青木のロイヤルズは試合がなかった。

 田中は、勝敗はつかなかったものの自己初の2桁奪三振を記録するなど好投したオリオールズ戦から一夜明けた10日、試合前の全体練習でランニングやキャッチボールなどで調整した。

 次回登板予定は15日(日本時間16日)、ホームでのカブス戦。その注目度の高さを証明したのが、カ軍の地元紙「シカゴ・トリビューン」のサリバン記者だ。チームより早く“敵地”に乗り込んだ野球記者歴25年のベテラン。お目当てはもちろん、田中将だ。

 「カブスもタナカの獲得に動いた球団の一つ。今まで見たことも聞いたこともなかった投手の名前が突然、シカゴで話題になった」。最終的にはヤ軍と7年1億5500万ドル(約158億円)で合意したが、一時は最有力候補として名前が挙がったのがカ軍だった。

 田中将はレギュラーシーズンでは12年8月以降、負け知らずの日米29連勝。「タナカの連勝をどこが止めるのかも興味深い」。メジャー3度目の登板。注目度は高まる一方だ。

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