大リーグ日本開催は6度目 イチロー引退、松井も凱旋

 アスレチックス戦の試合終了後、歓声に応えるマリナーズのイチロー=2019年3月、東京ドーム
 2004年3月のデビルレイズ戦で、右中間に2点本塁打を放つヤンキースの松井秀喜=東京ドーム
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 日本ではこれまでも米大リーグ公式戦の開幕シリーズが行われてきた。2000年のメッツとカブスの顔合わせに始まり、今回のドジャースとカブスの対戦で6度目。数々のドラマに彩られた過去の日本選手の活躍を振り返る。

 ファンの記憶に新しいのは19年だろう。3月20、21日にイチローと菊池雄星のマリナーズがアスレチックスと東京ドームで対戦した。イチローは前年5月に球団の会長付特別補佐としてフロント入りし、以降の試合は出場せず、19年のキャンプにはマイナー契約の招待選手として参加。開幕前から進退が取り沙汰される雰囲気があった。

 「9番・右翼」で先発した第2戦、八回裏だった。いったんは右翼の守備位置に向かってから、交代のためベンチに退いた。満員のファンから大歓声を浴び、ベンチ前では感極まった菊池と抱き合った。「後悔などあろうはずがありません」と晴れやかな表情で、現役生活に終止符を打った。

 04年にはメジャー2年目の松井秀喜がヤンキースの一員として、デビルレイズ(現レイズ)との2連戦のために凱旋した。

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