キス騒動の高橋大輔「はしゃぎすぎた」
フィギュアスケート男子の高橋大輔選手(28)=関大大学院=が21日、大きな話題となっている「キス騒動」について初めて口を開いた。
前日に発売された「週刊文春」によると、日本オリンピック委員会(JOC)の選手強化本部長を務める橋本聖子参院議員(49)が、ソチ五輪閉会式後の選手村での打ち上げ時にフィギュアスケート男子の高橋にキスを強要したという。
“渦中の人”となった高橋はこの日、横浜市内で翌日から開かれるアイスショー「フレンズ・オン・アイス」の公開リハーサルに参加。騒動の動揺を感じさせない華麗なスケーティングを披露し、集まったファンを魅了していた。
同日中の会見終了後に、騒動について口を開いた高橋は「私事でファンの人たちにも変な迷惑をかけて大変もうしわけなく思っています。五輪に向かう緊張感の中で禁酒をしていたこともあり、打ち上げのところでお酒が入ってはしゃぎすぎた。もう少し考えて行動しないといけないなと思いました。ただ、僕自身もパワハラ、セクハラがあったとは一切思わない。大人と大人がちょっとハメを外しすぎたのかなと思います。すみませんでした」と話した。
高橋は2月のソチ五輪参加中に、ショートプログラム(SP)の作曲者である佐村河内氏の「ゴーストライター騒動」にも巻き込まれている。