卓球リオ五輪アジア予選代表に石川 福原
日本卓球協会は19日、都内で理事会を開き、16年リオデジャネイロ五輪アジア予選(来年4月、香港)のシングルス代表男女各2名を決定した。
男子は世界ランク5位の水谷隼(26)=ビーコン・ラボ、同12位の丹羽孝希(20)=明大、女子は同5位の石川佳純(22)=全農、同6位の福原愛(26)=ANA=がそれぞれ選ばれた。また、団体戦の代表候補として、男子は同18位の吉村真晴(22)=愛工大、女子は同10位で中学3年の伊藤美誠(14)=スターツ=が選ばれた。
アジア予選で争われるシングルス出場枠は11。ここで出場枠を獲得した選手はそのまま五輪代表となる。もし、そこで獲得できなければ、来年5月に国際卓球連盟(ITTF)が発表する五輪シングルスランキング(世界ランクに基づく)の上位22名が選出されるため、石川の2大会連続、福原の4大会連続での五輪出場はほぼ確実となった。
団体戦の出場16チームは来年5月に決定するため、女子の伊藤が出場すれば、アテネ五輪の福原に並ぶ、高校1年時での五輪出場となる。