吉永小百合の“求愛”にタモリ真っ赤
フジテレビ系「笑っていいとも!」が31日、32年の歴史に幕を下ろした。同日午後8時からは「笑っていいとも!グランドフィナーレ 感謝の超特大号」が生放送され、女優・吉永小百合(69)が生出演した。主演映画の撮影中である吉永は、千葉からの生中継でオープニングコーナーに生出演。「今度いつか、タモリさんの船に乗せてください」とお願いし、タモリが真っ赤な顔で「いいとも!」と答える一幕があった。
タモリはサユリスト(吉永の熱烈なファン)として知られ、制作サイドが吉永に出演をオファー。「いつかテレホンショッキングでつながるといいな」とテレホン‐を始めたこともあり、「いいとも」では念願の、憧れの人との初共演となった。
吉永は主演映画「ふしぎな岬の物語」(東映)の撮影中。南房総からの中継で「お疲れさまでした。何としてでも最終回は花束を持ってスタジオにお伺いしようと思っていたのですが。絶対に出るという思いでいたのに、遠く離れたところから本当にごめんなさい」と詫びた。
真っ赤な顔で口をポカンと開き、吉永の中継画面を見つめていたタモリは「はい」「どうもありがとうございます」と返事をするのが精一杯。恐縮する吉永に「(スタジオに)来られても(緊張して)困ると思います…」と照れまくった。
映画で初めて操船シーンを撮影しているという吉永は「タモリさんが大きなクルーザーで(海に)出てらっしゃるので、タモリさんのことを思いながら操船しています」とラブレターのような一言をプレゼントされた。
さらに「いつかぜひ、(タモリさんの船に)乗せていただきたいと思っております」と言われると、ポカンとした表情になり、「…いいとも!」と真っ赤な顔で返答。吉永も少女のようなリアクションで手を振って喜んだ。
最後はタモリが「また食事行ってもいいかな?」と聞き、吉永が「いいとも!」と元気に返答。タモリは笑顔満面、小鼻をヒクヒクさせて喜びをかみしめていた。