人気子役の芦田愛菜（９）が１０日、大阪市内で行われた主演映画「円卓　こっこ、ひと夏のイマジン」（２１日公開）の特別試写会に登場。エキストラ出演した映画評論家でパーソナリティーの浜村淳（７９）、プロ野球阪神のＯＢ会長・川藤幸三氏（６４）らと舞台あいさつを行った。

　同作に、子どもたちを見守る「みどりのおじさん」役で出演した川藤氏は、奮闘したものの登場シーンの多くがカットされてしまったといい「試写会に娘を連れて行ったら『お父さん、どこに出てた？』と言われた。わしも分からんかったけどな」と苦笑い。

　これに「野次馬」役で出演した浜村が食いつき「娘さん、おいくつですか」。川藤氏が「今年２０歳です。まだ大学生です」と返すと「そうですか、うちにも独身の男がおるんですが、いかがですか」と縁談を持ち込み、場内は爆笑。ＭＣから「そういう話は楽屋でやってください」と怒られていた。

　ステージでは芦田が「大阪弁でのお芝居はすごくテンポがよくて楽しかったです」と元気いっぱいに挨拶。浜村は「天才子役！とても楽しい撮影でした」、川藤氏も「９歳とは思えんかった。一生の宝や」と共演を喜んでいた。