東国原氏 宮崎県知事選への出馬説否定
元衆院議員の東国原英夫氏が19日、公式ブログで、任期満了に伴う宮崎県知事選(12月4日告示、21日投開票)への出馬を否定した。
昨秋に宮崎県内にマンションを購入。今年9月には宮崎在住の女性と結婚し、宮崎に帰省する機会が増えている東国原氏。最近特に、県知事選出馬に関する報道が増えていることに対し、この日、改めて長文のブログで「出馬する予定や計画は無い」と強調した。
東国原氏は07年、「宮崎をどげんかせんといかん」をキャッチフレーズにタレントから宮崎県知事に就任し、一期で知事を辞職。その2カ月後の11年3月に東京都知事選に出馬するも、落選。12年の衆院選では「日本維新の会」の比例近畿ブロックで初当選を果たすも、昨年12月に議員を辞職した。
東国原氏は10日の宮崎での講演会後、記者から、県知事選について直撃取材を受けたことを明かし、これまで通り「出馬の予定や計画は無い」と答えたことを伝えた。
また一期で知事を辞めたことに「宮崎を捨てた」「宮崎を踏み台にした」という声があることにも「全くそのような気持ち・意図はありませんでした」と強調。一期での知事辞職、都知事選出馬の理由を「宮崎(地方)の更なる異次元的発展を実現するため、宮崎(地方)のためにと思い都知事選への出馬を決意しました」と改めて説明した。