「あさが来た」今世紀最高視聴率確実

 4月2日に最終回を迎えるNHK連続テレビ小説「あさが来た」の3月31日までの全話平均が23・5%まで上昇したことが1日、分かった。デイリースポーツの集計では、残り2話の平均視聴率がそれぞれ10%を超えれば、今世紀の朝ドラ史上最高記録を更新するため、記録達成は確実な情勢となった。

 NHKは3月5日の全撮影終了時に、第21週(2月27日)までの全話平均が23・4%まで上昇した独自集計結果を公表。今世紀の朝ドラトップの02年前期「さくら」(全話平均23・3%)を上回るペースを維持するかにも注目が集まっていた。

 3月5日の発表以降も安定した高数字を堅守。2月29日から3月31日までの約1カ月間の平均は23・9%をマークし、さらに数字を押し上げた。

 4月1日と最終回の視聴率は、来週4月4日に発表され、全156話の全話平均も確定するが、今世紀ナンバー1となることは間違いない情勢となった。

 なおデイリーの集計では、残り2回の視聴率が平均で2%以上で「さくら」と並ぶ今世紀1位タイ、9・8%以上で今世紀単独1位となる見込み。

 (数字は関東地区、ビデオリサーチ調査データに基づくデイリースポーツの独自集計)

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