江戸家猫八さんの長男小猫「柱を守る」
今年3月に進行胃がんのため66歳で死去した、演芸家の四代目江戸家猫八さんの「お別れの会」が30日、都内のホテルで行われ、キャスターの小倉智昭氏(69)、落語家の林家三平(45)、元衆議院議長の河野洋平氏(79)ら約550人が参列した。
あいさつに立った長男の江戸家小猫(39)は「父は6年しか猫八でいることができませんでした。母には『70歳まではやっていたかった』と話していたそうで、無念でいっぱいだったと思います」と述懐。「とにかく芸に精進していい芸をすること、そして江戸家の柱を守っていくことが何よりの親孝行になると感じております」と誓った。
遺影には故人の遺志により、旧知の女優・中村メイコ(82)の長男で画家の神津善之介氏(43)による肖像画が用いられた。