穂積 V7山中を称賛「経験積めた」
「WBC世界バンタム級タイトルマッチ」(22日、代々木第二体育館)
王者・山中慎介(32)=帝拳=が挑戦者の同級1位スリヤン・ソールンビサイ(25)=タイ=を3-0の判定で下し、7度目の防衛に成功した。連続KO防衛は5で止まり、具志堅用高氏の持つ世界戦6連続KO防衛の記録には並べなかった。
テレビのゲスト解説を務めた元2階級王者の長谷川穂積(33)=真正=は、山中の7度目の防衛を「経験を積むという意味では素晴らしい試合だったと思う」と、称えた。
連続KO勝利は自身と同じ5で止まったが「それはまあいいんじゃないですか。次につながれば」と、話した。長谷川は今年4月に3階級制覇に失敗。その後は、進退を保留している。